脳脊髄液とは
人の体には3種類の水が流れています。
血液・リンパ液と、もう1つが脳脊髄液という液体。
名前が難しいので 元気になる水 とぐらいに考えてください。
人の身体はこの3つの水分が60%を占め、身体内を流れています。脳と神経はサランラップのような膜で包まれていて、その中を元気になる水で満たされており、脳と神経の表面を流れてそれらに栄養を与えます。
この元気になる水は、脳の奥で作られます。 そしてこの水が作って流れて吸収されていれば体は調子がいいのですが、 どこかで詰まって流れにくくなったり、 行った先できちんと吸収できなかったりすると、この水が頭に溜まってきて頭が大きくなります。うっ滞することなく、しっかり循環する身体作りが、病気等のリスクを回避することににつながります。
生まれる前から身体は歪んでいる
母の胎内での圧力に耐えるため、胎児の頭蓋骨は硬化することによって、それ以上の歪みを防ごうとします。この頭蓋骨の硬化と母胎内での圧力が加わることで、胎児の身体が歪み、ねじれた状態で産まれてくるのです。そして出産後、母胎の骨盤は開いたままです。骨盤が開いたままの人は、自覚症状がなくても身体の状態が悪いという人がいるので、早い段階からケアする習慣を身につけておくとよいでしょう。
次回は、あまり知られない骨盤の構造・機能についてお届けします。